施術内容詳細

徒手療法について

人の手を介し、お身体の情報を多く得ながら反応を診て施術を進めることができます。機器には実現しえない繊細な施術が可能です。
直接触れるため筋や関節の状態が一番良く分かり幅広い症状に対応可能です。
反応をみながら刺激の強さをその場ですぐ調節できるため意のままにほぐす、動かすといった施術が可能であり、筋肉や関節本来の動きを導く施術のベースとなる手法です。

鍼(ハリ)について

鍼(ハリ)とは
約0.1mm〜0.2mm程の極めて細いステンレス製の鍼を身体に現れる反応点に刺入することで症状を緩和する施術法です。
指では届かない深部の組織に対して髪の毛ほどの細さで力を無理に入れることなくアプローチできます。刺された痛みはほとんどありません。
滅菌・密封された鍼を使い捨てしますので非常に衛生的であり、薬も使用していないためカラダへの負担もなく安心・安全な施術法です。
鍼は何に効くのか?
近年の研究により鍼は様々な症状に効果があることが分かっていますが、当院では特に痛みや痺れの症状を改善するために主に筋・筋膜に対して鍼を行い、症状を改善します。
カラダの不調についても痛みが自律神経に影響を及ぼし現れるケースがあります。こういった場合は、痛みへの施術が結果としてカラダの不調を改善することもございます。悩まれたらぜひご相談ください。
鍼はなぜ効くのか?
血行を促進 鍼によって筋に極めて小さい傷がつき、それが治る過程を利用します。血流が増えて滞った発痛物質が流れると共に、栄養により筋緊張も緩和し痛みが改善します。
神経の興奮を抑える 体内に元々備わっている鎮痛物質の産生が活発になり、痛みを抑制します。
痛みを上書き 鍼刺激そのものが痛みの感覚を上書きし、鈍らせます。
副交感神経を優位にする 交感神経の興奮を抑えて、副交感神経の働きを優位にします。

圧力波治療器について

圧力波による刺激で自由神経終末が麻痺し、即時的な鎮痛効果をもたらします。原理としては圧縮空気を開放し、ピストンが衝撃体にぶつかることで圧力波を生み出しています。 圧力波治療器は欧州をはじめとしたリハビリテーション先進国を含む世界65ヶ国で広く使用されトップ医療機関やトップアスリートのケアで実績があります。また圧力波が患部に微小な損傷を起こし、血管再生やカルシウムの再吸収を促します。施術後は1週間程度の休養期間をおき、46回の施術で改善を図ります。
下図のように衝突した振り子は静止しますが逆側の振り子はエネルギーを受けて同じ速さで飛んでいくのと同じ原理です。浦和区では当院が初導入となります。

低周波治療器について

体に電流を流すことで筋肉を動かし、痛みの緩和や疲労回復、血行の促進などの効果が期待できます。
当院で使用している低周波治療器は従来の治療器が生成する低周波とは違いより高い施術効果が期待できる最新機器であり、浦和区では当院のみの導入となります。
従来の治療器との違いは電気による痛みを抑えつつ表層筋だけでなく深層筋に対しても効果的に収縮できる機能です。絶えず変化する波形や周波数、電流、電圧により十分な刺激と高い鎮痛効果をもたらします。皮膚抵抗も少ないため不快感がありません。

超音波治療器について

捻挫・打撲・骨折などのケガに対応

人の耳に聞こえない周波数帯である超音波を用い、この機械的振動による温熱作用や機械的作用を利用した治療法です。
温熱作用がある点ではラジオ波と同様ですが、超音波では間欠的に照射することで、温度の上昇を伴わず1秒間に何百万回という機械的な振動刺激を深部に届けることが可能です。
熱が発生しないため、急性の炎症が生じているときでも消炎鎮痛効果が期待できます。例えば骨折の治療で超音波が良く使用されます。
これは超音波という超高速マッサージを骨組織に直接届けることにより、細胞が刺激されて骨癒合が促されるためだと考えらえています。
また、温熱効果と使い分けができて携帯性に優れているため、機器として使用しやすいメリットもあります。

ラジオ波治療器について

電極と対極盤(薄い金属板)を挟んだ部位の中の分子を振動させ、ジュール熱という摩擦熱を生み出し患部を温めていきます。
すぐにカラダを温めることができ、熱は深部まで入ります。体が温められることで血流は改善し、発痛物質は流れていきます。また熱刺激による興奮した神経の一時的な遮断が筋・筋膜を緩めるため鎮痛が期待できます。 抵抗の高い部分に熱が集まるため、痛みや緊張が強い箇所には特に熱が入っていきます。
疼痛緩和や運動後のケア、冷え性改善、可動域の改善、美容、痩身など幅広く応用されている治療器です。 当治療器においても医療機関およびオリンピックなどトップアスリートの導入実績がありますが、導入している施設は未だ多くないのが実情であり、価値の高い医療機器です。

コンディショニングについて

コンディショニングとは
コンディショニングとはカラダの調子(コンディション)を整えること、すなわちカラダを調整することです。もう少しかみ砕いてお伝えすると、偏ったまま抜け出せなくなった習慣を整えて本来のカラダの働きを取り戻すことです。
したがってこういった目的で心掛けてる睡眠や入浴、食事や趣味でさえもコンディショニングになります。普段から皆さんが自然に取り入れて実践されていることは沢山あると思います。
当院におけるコンディショニングとは
無意識に習慣化された姿勢やクセ、反復動作が積み重なると、筋の柔軟性が変わってきます。動きやすいところばかり動かす誤った運動パターンは関節を摩耗し、やがて変形を促します。こういったカラダの変化により本来の動かし方から逸脱した結果、このままではケガをしてしまうという警告、または実際に組織の小さい傷が積み重なった炎症として痛みは出てきます。
当院では、こういった無自覚に生じている運動機能の低下を修正する目的で行うエクササイズをコンディショニングとしています。

コンディショニング機器

当院ではカラダの機能を改善するためのサポートとして、最新のコンディショニング機器を導入しています。
ITO-InBody370
動作評価や施術では知りえないご自身のカラダの構成要素を数値化して管理できます。筋・体脂肪・水分・タンパク質量や基礎代謝などの情報は栄養面からも計画的にリハビリテーションを進めることに役立ち、誤った健康管理を未然に防ぎます。特にInbodyは他社製品とは違い部位別に均等な電流をかけると共に周波数の変化をつけることで、性別・年齢・身長の統計に基づかず個々人の測定を正確に行うことができます。
POWAR PLATE
多数の医療機関で導入され、その効果は多くの論文が証明しています。振動が無意識な身体の連鎖反応を引き起こすことで、神経系・固有受容器・筋骨格系・循環系が刺激され、短時間で多くの効果を身体にもたらします。これはあえて自然のバランスを崩すことでカラダが本来の動きを取り戻そうとするためです。振動はPowerPlate独自のテクノロジーにより生み出され、25~50回の振動を1秒であらゆる方向からかける「3次元ハーモニック振動」が、全身の細部まで負荷をかけるため従来のエクササイズを短時間化することができます。また、様々なポジションで行えるため動作学習を一層早めることが可能です。
KEISER
鉄のウェイトでは実現できないグラム単位の抵抗を空気圧により作り出します。空気抵抗は重量とは違って慣性が働かず、動作速度にかかわらず常に一定の負荷を作り出すため高齢者からアスリートまで高い安全性で安定した負荷をかけることができます。さらに、可変するアームと着脱可能なアタッチメントは課題に合わせた幅広いメニューを提供します。また、抵抗した力は数値化され利用者は常に確認しながらエクササイズを行えます。これらの特徴からKEISERは重さに抵抗するだけの従来のマシンとは違い動きの質を変えることができます。