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ボディカル浦和ブログ
腰椎分離すべり症腰の痛み
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腰椎分離すべり症の症状とは
脊柱(背骨)は椎骨と呼ばれる骨が積み木のように重なることで作られています。
ひとつひとつの椎骨と椎骨が積み重なる部分は関節となっており、この関節を構成する突起部分が骨折などを起因に分離してしまったものを脊椎分離症と呼びます
この分離した椎骨が前にずれた状態を脊椎分離すべり症と呼び、特に腰部に起きたとき腰椎分離すべり症といいます。
腰部から臀部、大腿部後面にかけての痛みがあり、分離してすべることで神経を圧迫して、痺れ感などの感覚障害が生じます。また、歩行時に疼痛・痺れが出現し、数分間安静にすることで神経の圧迫が解除・軽減され、症状が消失するというのを繰り返す、「間欠性跛行」という症状が出現することがあります。
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腰椎分離すべり症の原因
分離する原因が物理的な負荷による疲労骨折にしても、急激に発症する疾患ではなく、時間の経過と共に徐々に変形が進行していった結果として現れると考えられています。
脊柱管狭窄症など他の腰部の運動器疾患と同様、座りすぎなど繰り返される持続的な圧縮負荷により椎間板が薄くなり、椎骨とよばれる背骨を構成する一つ一つの骨と骨の関節面が狭くなり、尚の事、集中する繰り返しの負荷により組織の耐久度の限界を超え、骨折、分離に至ります。
特に体幹や股関節の安定性は問題になりやすく、この働きが低下すると、靭帯や骨などの組織によりかかるようにして身体を支えるので、骨盤は前方に移動しやすくなり、これに内臓の重さや、呼吸による腹部前面のみの拡張といった要因が加わると増長され、より一層腰部の椎骨は前にすべりやすくなります。
したがって、痛みを改善すると同時に変形の原因となった姿勢やカラダの動かし方、呼吸のやり方などを正し、少しでも負荷を分散して症状を緩和することが大切です。
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