ボディカル浦和オフィシャルブログ

ヒトはどのように動くのか?②(上下動)

こんにちは!ボディカル浦和です。

前回はヒトはどのように動くのか?についてヒトの動きを作る要素として重要な要素「重力と床反力」について説明いたしました。

重力も床反力も普段は見えない力ではありますが、この力が互いに拮抗して相殺し合うことでヒトは静止立位を保つことができているんだというお話をさせて頂きました。

つまり筋肉の収縮だけでヒトの動きが成り立っているわけではないということですね。

前回は静止立位、止まっている状態だったのですが、今回は、「では移動を伴うとどうなるのか?」について簡単に説明していきたいと思います。

歩行に代表されるような重心の前後の動きの前に、まずは静止立位の次の段階としてその場の重心移動、つまり上下動についてみていきます。

静止した状態では重力と、重力で地面を押している力が地面から返ってくる力、すなわち床反力との相殺関係によって成り立っていました。

では移動するとはどういうことでしょうか??

移動が起こるためにはこの相殺関係を解消すれば良く、重力は不変であるため、床反力をコントロールすれば良さそうです。

床反力を重力よりも小さくすれば下方向への重心移動が起こり、大きくすれば上方向の重心移動が起こります。

静止の状態と大きく違うのは、上下動が起こるために生じる曲げ伸ばしの関節運動です。

曲げ伸ばしに伴い、足関節・膝関節・股関節をそれぞれ支点とした回転運動が生じます。

この回転運動を起こしている重力負荷より、筋力の伸び縮みによっておこる関節運動の方が大きければ上方向に移動が起こり、小さければ下方向への移動が起こります。

ここで特に重要になってくるのは姿勢によって、各関節の重力に逆らうための力の発揮の割合が変わるということです。

上下動を決めるのは床反力の制御であり、その床反力は重力の反作用です。そしてその重力の作用点となるのは重心になりますので、

重心がどこにあるかで、重力の作用する位置が変わります。

そうなると、重力の位置が関節からどのくらい離れているか?の距離も変わってきますので、関節を動かす力の大きさも自然と変わってきます。

つま先の方に重心がかかると、重力の作用は膝に近づき、股関節から遠ざかるので膝周囲の筋力よりも股関節周囲の筋力のコントロールがより求められます。

踵重心になると逆に膝から遠ざかるので膝周囲の筋力のコントロールがより求められます。

したがって、立ち座りのような上下動の移動において、姿勢が置きすぎてしまったり、逆に倒れすぎてしまったり、または足の裏の荷重が前や後ろに偏りすぎることで、

本人の意思とは無関係に、どこの力を沢山使うのかが決まってきてしまうということです。

少し難しい話になってしまいましたが、「上下動の移動に置いて重要なのは、重心の位置のコントロールであり、重心の位置は姿勢のコントロールによって変わってくる」ということを
覚えて頂ければと思います!

つまりやはり立ち座りでも姿勢が大事ということですね!

では、どのような姿勢づくりが良いのでしょうか??

気になった方はぜひ当院までお越しください!
姿勢や動きの評価から、身体を動かしやすくするための施術、実際の動かし方の指導まで一貫してサービスを提供いたします!

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予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。

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