こんにちは!ボディカル浦和です!

先日、指が床に届くか前屈のチェックを行ったのを覚えていますでしょうか?

前屈やったら後屈できるか気になりますよね??

ということで、後屈のチェックをやっていきましょう!

胸の前で手を組んで、出来るだけ反ってみてください。

腰に手を当てて前に押し出すように補助するのはナシでお願いします!

あと膝を過度に曲げると反った風に見えますのでそちらもナシでお願いします!
(軽く曲がるくらいならOK!)

人によっては後ろに転倒してしまいますので…苦手な方はほどほどに…(汗

どうでしょうか?どれくらい反れました??

少なくとも下の写真のチェックポイントは通過したいところです。

腰骨が前に出ない方は股関節や骨盤、腰の骨あたりが気になりますね。

肩甲骨が全然後ろに来ない人は背骨の特に胸の部分の固さが気になります。

加えて、足から頭までが弓のようなきれいな曲線を描いているかも大切な要素です。一部だけが大きく反っていたり、「く」の字のように折れ曲がったりしていると負荷が分散できなくなってしまいますので背骨の働きとしては問題になってきます。

あとこの体勢は重心が後ろに来ますので、体幹で上半身の重みを支持するという能力が必要です。

「先生!めっちゃプルプルするんですけど!?」というチワワな方は体幹の働きが落ちてしまっている可能性が高いです。

腰を反るというのは得意な方が多く、大体は猫背タイプだと思いますので、今回は背中回りに絞ってお話を進めます。

そうしたらもうちょっとチェックしてみましょう。

壁際にあぐらをかいて、棒またはタオルを両手に持ち、頭の上に載せて肘が90度になる手幅にしてください。

腰・背中・後頭部をしっかりつけた状態で、そのまま壁から手が離れることなく雑巾がけするように真っすぐ上げてみてください。

どうでしょうか??

腰反っちゃだめですよ。

手が壁から離れてもだめです。

「背中がつる!」「背中きつっ!!」という方はやはり背中周りが固まっている可能性が高いです。

はい。

これで背骨の特に胸のあたりが固まっていることがわかりました。

するとどんな問題が起こりうるでしょうか??

背中が反れなくなると、どこかで補わなくてはいけません。すると人のカラダはお隣の関節が影響を受けやすいので腰に負担が集中することなります。

金岡恒治・成田崇矢著『腰痛のプライマリケア』より抜粋

反り腰タイプで日頃から腰が反り気味の方はなおさら負担がかかりそうですよね…。

これで先ほどのプルプルしちゃう体幹が弱い方は骨で支持するので余計に負担がかかります。

二重苦三重苦で負担が積み重なるので、とある日

『反ると腰が痛い…』となってしまうのですね。

そういった方はおそらく上図のようなポーズをとったときに腰が痛むと思います。

腰の骨まで固まってしまうと骨盤を床につけたまま反ることもできなくなります。

立った姿勢では後方重心になることで体幹の働きがかなり必要になるので、背骨の動きをあまり見れないというデメリットがあります。

したがって体幹の要素を省いて背骨の動きをみる時にはこちらのポーズを取ってもらい、きれいに痛みなく取れるか、というのをチェックしていきます。

お話を少し戻しまして…

背中周りが固まって反れない方はさきほど浮き彫りになった背中周りの柔軟性を高めてあげることが大切になってきます。

痛いのは腰だけど、改善すべきは背中周り!ということですね。

その他にも体幹が弱く骨盤が前に出ているような方や、反り腰になっている方は太ももの前の筋肉が固まりやすいので、太ももの前が伸びてこないのを腰の骨をより反ることで補おうとします。

すると骨と骨がぶつかりやすくなるので、放置していると炎症が起きて痛みがでてくるばかりか、さらに放置しているとそのうち変形性の関節症(変形性脊椎症)に進行していってしまいます。

この場合も、痛いのは腰ですが、太ももの固さを改善しないと痛みはなかなか取れてきません。

なので、

ツラいからといって腰だけマッサージしてもダメなのですね。

滑らかでしなやかな背骨の動きを獲得するためにはどうすればいいのか?を考えていく必要があり、そのためにはどこを施術するのかということと、日常どういった運動をすべきなのか、が大事になってきます。

したがって当院では施術に入る前にしっかりとお身体の状態を姿勢・動作をチェックし、ご自宅でやるべきセルフケアのご案内までしっかりとご案内いたします。

ご興味持たれた方はぜひボディカル浦和にいらしてください。

スタッフがしっかりとまずはお身体の状態をチェックいたします!

ご来院お待ちしています!

カラダの話 | 2019.12.20

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予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。

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