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ボディカル浦和オフィシャルブログ慢性的な痛みはなぜ改善しづらいのか？
こんにちは！ボディカル浦和です！
台風が接近していますね…午後には暴風雨とのことですので今日ばかりは外出を控えて安全を第一に行動されてください！
さて、本日は慢性痛についてお話ししたいと思います。
なかなか引かない痛み…ぶり返す痛み…ケガをしているわけでもないのになんで？と思いますよね。
以前、痛みのサイクルについてお話したのを覚えていらっしゃいますでしょうか？？
人は楽な姿勢や動きを学習すると、どうしても忘れられないのでその動きばかりを繰り返してしまいます。運動不足で疲れやすいカラダだと尚更ですよね。
そうした崩れたままの姿勢で長時間動かずに過ごしたり、崩れた反復動作が日常的に繰り返されることで、使われる筋肉などの組織が決まってきてしまいます。
そのうちに使われ続ける筋肉は硬くなり、ぜんぜん使われない筋肉はふにゃふにゃ…と、差が出てきます。
すると動きやすい方向というのが定まってくるため、それが骨や靭帯を摩耗する原因になり、微細な損傷が生じます。損傷するとカラダは治そうと頑張るので炎症反応を起こします。
とある場所に圧迫や摩擦のような刺激が繰り返され、損傷と再生が繰り返されるとそこの組織はやがて変性していきます。
もちろんこれは１回の動作や１日だけの姿勢の変化といった話ではありません。
このグルグルと回る悪循環が何十年と蓄積することで、
とある日、
「あれ？なんか痛いな…？？」
となるのです。
患者さんに「いつから痛みました？」「きっかけはなにかありましたか？」と伺って
「いや…気づいたら痛くて…」「きっかけ？う～ん…なんだろう…思い当たらないな…」となるのはこういった理由からなんですね。
そして中には…
ちょっと痛いけど日常生活に差し支えないから何もしなくてもいっか！
とお考えになる方もいらっしゃいます。
忙しいかったり疲れているとどうしてもカラダのケアまで思考が回らないですものね…。ある意味仕方がないとも思います…
が、
ちょっと待った！！！
その考えは少し待って頂きたい！！
痛みは放っておけばおくほど厄介になっていくんです！
大なり小なり痛みが発生すると筋肉は防御的に縮む傾向にあります。皆さんもイテテ…ってなると、痛い部分を縮めますよね？伸ばす！という方はあまりいらっしゃらないと思います。
痛い→縮める→痛い→縮めるという持続的な筋肉の収縮が繰り返されると、今度は筋肉の緊張が強くなり、筋肉の圧力が高まることで組織が伸張される痛みや圧迫された痛みが出てきてしまいます。
また、圧力が高まっているので血管を圧迫し、血流は悪くなり、筋肉への酸素供給が低下して緩むことができなくなり余計に筋肉の緊張が高まる悪循環になっていきます。
さらに血流の低下により痛みの元になる発痛物質が流れ行かずに留まることで痛みの信号が途絶えにくくもなってしまいます。
もうなんか痛む要因しかないですよね！！
そして…さらに放っておくと一番厄介なのは、痛みが記憶されてしまうことです！
痛みは先ほどの発痛物質により発生した信号が神経により伝達されて、最終的に脳で感じているのですが、
この信号が持続的に送られ続けることで、痛みの原因が解決しても、信号が止まらずに痛みを感じ続けてしまうことがあります。
信号もあまりに送られ続けられるものだから「はいはい、わかったわかった、とりあえず脳に伝え続ければいいのね」みたいに半ばヤケになった状態です。
そうなると、どうなるか。
なにもしてないんだけど痛い！そんなことが起こりえます。これが痛みの記憶です。
こうなると鎮痛剤を飲んだり、または体内に元々備わっている鎮痛物質を活性化させるために、鍼やマッサージなどの徒手療法、低周波治療器などの医療機器を使用して痛みの信号を一旦ブロックする必要があります。
でもそうなる前に何とか食い止めたいですよね！
痛いな…と感じたらそれは今のカラダの状態が安全ではないという脳からのお知らせです。
そんなときは痛みを止めると同時に、そもそもの原因だった姿勢や動きを正してあげることで脳は安心し、身体の緊張は解けて快方に向かいます。
いかがでしょうか？？
あっわたしのことだ！！とピンと来たら、そのまま放っておかずにぜひ私たちに一度みせてください。
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カラダの話 | 2019.10.12
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予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性（重症）方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩３分の整骨院です。
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