ボディカル浦和オフィシャルブログ

肩が痛い…上がらない…のはなぜ?

こんにちは!ボディカル浦和です

皆様の中には、肩が上がらない、いわゆる五十肩を経験された方はいらっしゃいますでしょうか。

いままで問題なく動いていたのにいきなり動かなくなるので、なんでだろうと思う方は多いと思います。

五十肩は肩の痛みの疾患の総称として用いられるためその原因は様々です。

そのうちの一つで多いのが、肩甲骨と腕側の骨で構成される肩関節のうち、腕側の骨、いわゆる上腕骨が、前にシフトしてしまうことにより、関節の動きが制限され痛みが出るケースです。

正常な関節の運動の軌道から外れることで骨同士が詰まり痛みが出る、こういった症状をインピンジメントと呼びます。前述した例では前にシフトすることで前方の衝突により痛みが出やすくなります。

また、関節は動きやすい方向に動くという特性があるため、前にシフトしてしまうと前ばかりの動きとなり、使われない後面の筋肉は固くなる傾向にあります。

後面の筋肉は、肩甲骨と上腕骨の位置や動きを安定させるローテーターカフという、いわゆるインナーマッスルがついていますので、こういった筋肉が固くなったり、使われなくなって弱ってしまうと、しっかりと肩甲骨を肋骨に安定させて、肩を引き付けておくことができなくなります。

スマホ操作やデスクワーク全盛期の現代社会においては、特にカラダの前での作業が多く、自然と身体を内側に誘導する姿勢となりますので、どんどん前にいく悪循環を生んでしまいます。

腕は両方合わせると体重の10%以上の重みがあるため、前に垂れ下がるような姿勢になると牽引される肩の上の部分は緊張を強いられ肩こりの原因にもなりますし、肩甲骨が外に流れて背中が丸まることで猫背の姿勢も作りやすくなってしまいます。

今は、肩の関節からの流れでご説明いたしましたが、逆も然りです。
(つまり、猫背が肩甲骨を外に流して、肩が前にシフトするという流れも当然ありえます)

肩および肩甲骨周囲の筋肉の緊張は単純に可動域制限を生みますので、さきほどの骨同士が当たって詰まるという理由とは別に、これはこれで肩が上がりづらい、詰まった感覚を生みやすくなります。

このような状態を脱するために必要なことは、まず高まった筋の緊張を落として、関節を良い位置に戻すことが重要になってきます。

また、動かし方、使い方も大事になってきますので、しっかりと良い位置をキープして動かすことが出来るか、関節の軌道から極端に外れることなく動かせているかもポイントになってきます。

ボディカル浦和では前者を主に施術で、後者を主に運動で修正していくことで症状を改善していきます。

もちろん、今の状態がどうなっているのか適切な評価も大切なので、施術を行う前には必ずお身体の状態を事前にチェックさせて頂いております。

いかがでしょうか。

最近肩があがりづらい…肩こりがヒドい…肩に痛みがあって困っているなどお悩みの方はぜひ一度ご来院いただきお身体をみせてください。

皆様のご来院を心よりお待ちしております!

頭痛 頸椎椎間板ヘルニア 頚椎症 肩関節周囲炎(五十肩など) 胸郭出口症候群 猫背 | 2020.12.18

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ボディカル浦和とは

予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。

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