ボディカル浦和オフィシャルブログ

背骨の柔軟性を高めるために大切なこと

こんにちは!ボディカル浦和です。

前回の記事では、背骨の柔軟性の大切さについてお伝えいたしました。

今回はその柔軟性を獲得するためにポイントとなる呼吸についてお伝えいたします!

柔軟性はストレッチに代表されるようなカラダの動きだけで獲得が出来ません。

例えば、ストレッチの伸び感が欲しいために強めにかけようとして気付いたら息が止まっていたということはないでしょうか?

または、ヨガなどをやられていて無理な体勢がたたって呼吸してなかった…というご経験はないでしょうか?

「息を止める」ということは、酸欠、つまりカラダの組織への栄養供給が途絶えることを意味します。

そうなると、筋肉は圧力を高めてしまうので、いわゆる筋圧が高い状態となります。

これが筋緊張につながり、うまく動けない、つまり柔軟性とは真逆の状態につながります。

また、身体が良くない状態であることを知らせるために、痛みやくすぐったいという異常感覚というサインで現れてきます。

背骨の柔軟性を高めるために次に大切なのは、「お腹を固めない」ということです。

近年は、腰痛や姿勢などを改善するために体幹を安定させることの大切さが一般的に浸透されつつありますが、
この「安定」が「固める」というイメージに結びつきやすく、カールアップ(いわゆる腹筋)やプランクに代表されるような、
ギュッとカラダを緊張させるエクササイズをやりすぎる傾向にあると感じています。

こういったエクササイズが悪いというわけではなく、何事もバランスが大事ということです。

お腹をぎゅっと縮める癖がついてしまうと背骨が丸まりコントロールがしにくくなってしまいます。

私たち人間は、重力に逆らって上体を起こして立って生活するという特異な動物ですが、
これを実現しているのは、無意識の状態でも、カラダの組織がゴムのように張力を発揮しているからです。

身体が楽に動かせる状態、つまり適度にリラックスしている状態では、筋肉が伸びすぎてもいないし、縮まりすぎてもいない、丁度良い長さになっています。

逆に言うと、筋肉は伸びすぎても、縮まりすぎてもを発揮できません。

これもゴムをイメージして頂ければと思いますが、伸びきったダルダルなゴムは物を止めるのに少し役不足ですよね。

反対に縮まりすぎてもそもそも使えないといった状況になってしまうと思います。

適度な長さが保てていると、カラダは動かしやすくなり、それは特に回る動作、回旋の動きによく現われます

背骨の回る動作がたくさんできると人は動きやすくなります

例えば、歩く動作でいくと、人は腕を振って歩きますが、この時背骨も一緒に回る動きを伴います

また、腕を振り、ものに手を伸ばし、掴んで、口に運ぶというヒトという動物の捕食の機能を考えても、しっかりと背骨を回せることが大切です。

お腹を固めるとこの回るという動作がとてもしにくくなります。

結果、背骨の負担が増えて痛みにも繋がりやすくなります。

「呼吸を止めずに、お腹を固めない」これが背中の柔軟性を高めて自由度を出すために重要なことです。

お腹を固めなくても、呼吸により吸って横隔膜が下がることで自然に適度な腹圧が高まります。

なので、正しい呼吸ができていますか?というのもチェックポイントになりますが、こちらはまた別の記事で紹介させて頂きます。

いかがでしょうか。

呼吸のやり方や、お腹を固めてしまうクセがある方は、ぜひ一度ボディカル浦和でお身体をみさせてください。

お身体の状態をみたあとに、しっかりと緊張を緩めて、呼吸のやり方まで丁寧に指導いたします。

皆様のご予約を心よりお待ちしております!

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ボディカル浦和とは

予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。

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