こんにちは！ボディカル浦和です！

本日も痛みを起こさない上で大切な考え方をしっかりとお伝えしていこうと思います！

先日、身体の各関節には役割があるということをお伝えしました。

「動かすことが得意な関節」と「安定させることが得意な関節」です。
（どちらか一方の役割しかないというわけではなく、傾向としてどちらが強いかというイメージです）

例えば、動かすことが得意な関節でいくと、肩関節がイメージしやすいでしょうか。

自由度が高いのでいろいろな方向に動かすことができます。

一方で肩甲骨はどうでしょうか。
肩甲骨は肋骨の上に乗っているだけで筋肉の張力で張り付いているためしっかりと安定させることが必要です。

体幹で生み出した力をしっかりと腕に伝えるためには肩甲骨の安定性がとても重要になります。

このように、各関節には各々の役割がしっかりと存在しており、その機能が果たせなくなると不都合が生まれます。

例えば、安定すべき体幹のエリアにある背骨の腰の部分が不安定だとどうでしょうか。

動くべき股関節が固まって動かなくなるとどうでしょう？

果たせない機能を補うために他の部位にしわ寄せがいきます。

先ほどの例でいくと、股関節が動かなくなると、その分の日常動作の可動域を腰で補うことになるので、腰の負担が増して、腰痛になるかもしれません。

このように各々の関節の役割、傾向を把握してしっかりと維持することは痛みを改善・予防する上で、とても大切なことです。

あともう一つ、痛みを起こさないうえで大切な考え方があります。

先ほどの例のように、一つの部位で問題が生じると影響を生じやすいのは隣の部位であることが多いです。

肩甲骨だったら肩、腰であれば股関節、足首ならば膝…というように近いところに影響が及ぶのはイメージしやすいと思います。

ただ、御身体に慢性的なお悩みを抱えている方は、一つの場所だけが辛い…というよりも、あちこちツラい…ということが多いですが、

同時に動きのチェックを行うと、動かなかったり、安定させることができなかったりする部位が大抵一つだけではありません。

したがって、症状を改善していくうえで、痛いからと言って患部周囲にフォーカスするだけでは足りません。

例えば、股関節に不安定性がある人が、肩が辛いので肩周囲のみにアプローチし、股関節の問題を放置していると、

股関節が不安定→骨盤・腰部が安定せず前に出てくる→バランスを取るために相対的に背中が後ろへ→さらにバランスを取ろうとして頭が前にでてくる→重みを支えようと肩周りが緊張する…

といったように隣へどんどん問題が波及していった結果、症状が元に戻ってしまったということが起きかねないからです。

このようなことが起きないように、他の問題も放置せずにしっかりと対応することが何よりも大切になってきます。

したがってセルフケアとしては、部位にフォーカスしつつも、全身をくまなく動かしてアプローチしていくことが大切になります。

いかがでしょうか？？

そのためには、全身の問題をまずしっかりもれなく把握する必要がありますので、やはり最初に姿勢や動きを全体的にチェックすることは必要不可欠となります。

そこで当院では、まず最初にお身体の状態を上記のように評価してから施術にあたり、最後にお伝えするセルフケアも一部に留まることなく段階的に全身動かしていくようにご案内をしています。

もしご興味を持たれた方はぜひ一度当院までお越しください！

皆様のご予約を心よりお待ちしております！

慢性腰痛 ぎっくり腰（急性腰痛） 腰椎椎間板ヘルニア 椎間板性腰痛 椎間関節性腰痛 脊柱管狭窄症 腰椎分離すべり症 坐骨神経痛 仙腸関節痛 産後の腰痛 頭痛 頸椎椎間板ヘルニア 頚椎症 肩関節周囲炎（五十肩など） 胸郭出口症候群 変形性股関節症 鼠径部痛症候群（グロインペイン） 変形性膝関節症 腸脛靱帯炎（ランナー膝） 脛骨過労性骨膜炎（シンスプリント） 膝蓋靭帯炎（ジャンパーズニー） こむら返り アキレス腱炎 足底筋膜炎 足関節捻挫 筋・筋膜性疼痛 ストレートネック 猫背 反り腰 X脚・O脚 偏平足・外反母趾 | 2020.10.18