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ボディカル浦和オフィシャルブログ
体幹ってなんですか??
こんにちは!ボディカル浦和です
腰痛にお悩みの皆さんの中には体幹の弱さを気にされている方が多いと思われます。
しかしながら、体幹とはなにか?という質問に答えられる方はそう多くありません。
そもそも体幹とはどこのことを指すのでしょうか??
体幹とは横隔膜・骨盤底筋・腹横筋・多裂筋に囲まれたエリアをいいます。
横隔膜が天井、骨盤の底についている骨盤底筋が床、腰にあたる多裂筋が後ろの壁となり、コルセットのようにお腹周りにつく腹横筋が横、腹筋群が前の壁になります。
横隔膜は息を吸うことで下がります。この時、お尻の穴を締めるようにして骨盤底筋群を収縮すると、拮抗する力が働き、お腹の中の圧が高まることで体幹の安定が高まります。
体幹=筋力というイメージを持つ方が多く、それが体幹をつける=腹筋という間違った誘導に繋がってしまうのですが、体幹の安定性は腹部・背部の筋力ではなく、お腹の中の圧の調節によって獲得されます。
つまり体幹を身に着けるためには呼吸がとても大切だということです。
繰り返しになりますが、体幹=シックスパック=腹筋ではないのです。したがってこの記事のトップの写真の様なイメージを持たれると、「鍛える」方向にいってしまいます。
が、どちらかというと体幹は「整えていく」「使えるようにする」といったイメージを持たれた方が良いです。
正しい呼吸ができるようになると、お腹周りが360度しっかりと膨らみ、均等に圧がかかることでタイヤの空気が張ったようになります。
腰痛の方の多くは、横や後ろが膨らまないため、圧が均等にならず、その足りない安定を筋肉の緊張に頼り、固めてしまっています。
特に腰回りを鏡で見たときに、力こぶのように盛り上がっている方はそのような傾向にある可能性が高いです。
360度膨らませることの大切さはペットボトルや空き缶をイメージすると分かりやすいと思います。
凹んでいない缶を上から押してみてください。潰すのはとても難しいと思います。
では周りが一部でも凹んだ缶はどうでしょうか?
きっと簡単につぶせると思います。空き缶を処理するときはこのように横を凹ませてから潰す方もいらっしゃるかと思います。
地球上の生物は常に重力と呼ばれる上からの圧力の下で生活しているため、お腹周りで不安定な部分があると、そこを補うために緊張させてしまいがちです。
したがって、お腹周りを均等に360度しっかりと膨らませることはとても大切であり、当院では体幹を安定させる前段階として呼吸のご案内からはじめています。
1日2万回もする運動になるので、間違ったやり方を何年もずっと続けていると何かしら問題は起きそうなイメージはつくと思います。
そして、お腹周りをしっかりと均等に膨らますことを練習しながら、その状態を維持して手足を動かしたり、背中をしっかりと丸めて、反らして動きをつけていきます。
体勢も簡単な仰向けから四つ這い、片膝立ち、立位、片足立ちといったように段階的に身に着けていくことで、日常生活でも自然に行えるよう適応させていきます。
これが出来るようになるころには、体幹はしっかりと安定した状態となり、腰の痛みや張り感はだいぶ軽減されているはずです。
いかがでしょうか。
腰痛にお悩みの皆さん、体幹をつけたい!とお考えの皆さん、まずは自分の呼吸がどうなっているのかチェックされてみてはいかがでしょうか?
当院では、今のお身体の状態をチェックし、お一人お一人違う課題をしっかりと把握してから施術に入ります。
また、施術の後は、こういった呼吸のやり方など、根本から症状を改善していくためのエクササイズをご案内しております。
気になった方はぜひ当院までお越しください!
皆様のご予約をお待ちしております!
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予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。
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