こんにちは!

BODICAL URAWAです!

朝晩が寒くなってきましたね(T_T)  

お鍋が美味しい季節ですね♪ 皆さんは、何鍋がお好きですか?

私はキムチ鍋が好きです!!

今回は鍋のお話ではなく、、、「変形性膝関節症」について解説していきたいと思います!!

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、体重や加齢、外傷などの様々な原因から膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じ膝屈伸や歩行に支障をきたす疾患です。

女性に発生することが多いことから、体質・肥満・ホルモンなどの因子が関与しています。

膝の構造

膝関節は、大腿骨(太もも)と脛骨(すね)の継ぎ目にある関節で、歩くときなどに重要な役割を果たします。

膝の前方にはお皿と呼ばれる膝蓋骨があり、これら3つの骨で成り立っています。

膝は体重負担が大きくかかる部位であり、正常歩行では、膝関節に加わる力というのは体重のおよそ3倍と言われています。

これらの骨が互いに接触すると、大きな摩擦が起こり骨の摩耗につながってしまいます。

膝の軟骨により、この摩擦を防ぎスムーズな関節の動きをしています。

さらに、大腿骨と脛骨の関節面の間には半月板があり、主にクッションの役割を果たします。

この半月板は、アワビの刺身のような硬さで、コラーゲン繊維からできています。

膝を曲げ伸ばしすると半月板が動き、そのおかげでスムーズに膝を曲げることできます。

軟骨・半月板の損傷、膝周囲の筋力低下により膝への負担が増え、痛みの原因に大きく関係してきます。

主な原因・症状

症状としては、膝を動かした時に生じる膝の痛みがあります。特に、歩行時の最初の数歩や椅子から立ち上がるときに痛むことが多いです。

進行すると痛みは強くなる傾向にあります。痛みが生じることで自然と関節の可動域も狭くなり、結果、日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。

変形性膝関節症では炎症反応が生じ、膝に水がたまる(関節水腫)こともあります。

通常、人は立ち上がると膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨の形がみえますが、関節水腫になると、たまった水のせいで膝のお皿が見えなくなります。

また、関節水腫は膝が曲げ伸ばしにも影響します。

ラテラルスラスト

変形性膝関節症での特徴的な症状で、歩行時の立脚期において、膝関節が外側にスライドするように動揺する現象がおこることがあります。

これをラテラルスラストといい、歩行時において観察される膝関節の外側方向への横ぶれのことです。

歩行には“歩行周期”が存在しますが、ラテラルスラストが起きるのはローディングレスポンス(加重応答期)~ミッドスタンス(立脚中期)にかけてと言われています。

・ラテラルスラストの主な原因・

・内反過可動性

内反変形が進んでいるケースでは、本来動きが大きくないはずの膝関節内反可動性が過剰となっていることが少なくありません。

・膝の伸展制限

膝関節は、完全伸展位においてロックされ、最も安定性が高くなります。膝の伸展制限は、   このロッキングメカニズムが機能しないために、膝の不安定性が高まることでラテラルスラストを助長させます。

・骨盤後傾-股関節外旋

骨盤が後傾すると、運動連鎖により股関節は外旋しやすくなります。これは膝の内反を増大させ、ラテラルスラストを増悪させる可能性があるために注意が必要です。

・外側の筋肉

股関節外転筋である大腿筋膜張筋は、骨盤の安定化とともに膝関節内反ストレスに抵抗します。 逆に言えば、膝関節内反ストレスが増大すれば、大腿筋膜張筋は伸長位での収縮を余儀なくされることで、筋攣縮を生じます。                               大腿筋膜張筋は腸脛靭帯へと連続していますので、その深部に存在する外側広筋にまでその負荷は徐々に影響してきます。                                 よって、ラテラルスラストが起きている患者さんの多くは、大腿筋膜張筋や外側広筋の筋攣縮により、筋力が発揮しにくい状態になっていることが多いです。

・内側の筋肉

内側では、内側広筋の筋力が重要です。                          内側広筋には、外側広筋のように靭帯がないため萎縮しやすく、筋力低下により外側に引っ張られ膝の内反を増大させます。                                その他にも、内側に存在する筋肉として、薄筋は膝の外側動揺などを制動するために重要な役割をもっています。

ボディカル浦和にできること

当院では、患者様の状態を検査・評価によりしっかり把握し、施術を進めていきます。

前回の椎間板ヘルニアの時にお伝えしたように、変形してしまった膝をもとに戻すというわけにはいきません。                                      ですので、いかに要因となった負担をかけるようなカラダの動かし方や姿勢を修正することが大切になっていきます。

まずは痛みを取り除くために、徒手療法から圧力波・低周波などの物療、鍼療法などを駆使して最善を尽くしていきます。

痛みが落ち着き、カラダを動かせるようでしたら負担になっていた原因をエクササイズなどで、カラダの動きを修正していきます。

 

少しでも膝の痛み・違和感など些細なことでも気になることがありましたら、当院までご相談下さい。

スタッフ一同、お待ちしております!!

変形性膝関節症 | 2019.10.30

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ボディカル浦和とは

予約1年待ちの『さかい保健整骨院』にて、全国から訪れる「手術しかない」「どこにいっても治らない」といった難治性(重症)方を数多く担当した院長・松田を中心に、厚生労働省認定の柔道整復師がみなさまのカラダのお悩みにお応えする、浦和駅徒歩3分の整骨院です。

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