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ボディカル浦和ブログ
仙腸関節痛腰の痛み
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仙腸関節痛とはどんな症状?
仙腸関節は骨盤の後ろ側にある関節です。
骨盤を構成する仙骨と腸骨の面が合わさってできた関節であり、結合が強くさらに周囲の靭帯により強く連携されています。
そのため関節といってもほとんど動かず、3-5mmというわずかな動きしかないと言われています。
自動車や飛行機には急激な衝撃を抑えるためにダンパー(油圧式負荷吸収装置)と呼ばれる緩衝装置が使用されていますが、仙腸関節もダンパーと似た働きがあると考えられており、主に上半身・下半身からの負荷や衝撃を吸収する緩衝材の役割を果たします。
MRIやCTなど画像で明らかな所見が得られることは少なく、仙腸関節の痛みが誘発および軽減される特異的な検査を実施していきます。
疼痛箇所は特徴的な所見の一つであり、上後腸骨棘周辺を明確に指さすことが多いです。(ワンフィンガーテスト)
また、臀部や大腿部、鼠径部へ痛みが放散することも特徴の一つです。
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仙腸関節痛の原因
体幹の安定性が低下すると、関節を支える靭帯に負荷が加わり痛みの原因となります。
例えば、体幹の安定性が低下した結果陥りやすい反り腰や丸まった腰などの固まった姿勢は脊柱(特に腰椎)の柔軟性を低下させるとと共に骨盤周囲の筋肉(特に腰部、臀部や大腿部)と靭帯を緊張させます。
骨盤が動けなくなることで、仙腸関節の衝撃を吸収する働きは失われ、繰り返される過度な負荷が痛みに繋がります。
反復性の作業の繰り返しや、中腰で不用意に重い物を持ったりして骨盤周囲の筋の協調運動に破綻が生じると仙腸関節の関節面に微小なずれや不適合が生じ、周辺の靭帯や筋肉に痛みが発生してしまいます。
その他にもハムストリングスの伸張性低下により骨盤の動きが制限され牽引する負荷が靭帯に集中すると、付着部である関節面に痛みがでやすくなってきます。
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